全然気が付かなかったのですが、社内のオンプレSharePointからデータを移行するためのツール、SharePoint Migration Toolがリリースしていました。
ダウンロードはこちらから。
Microsoft SharePoint Migration Tool
インストールを実行すると、Click oneceでインストールが始まります。
データ量は15.2MB。意外と小さめのファイルですね。
インストールが完了すると、すぐにツールが起動します。
Sign Inボタンを押下することで、ログインへ。これはOffice365ログインですね。
ログインが完了するとデータの源泉を確認されます。
オンプレSharePointからの移行ツールだと思っていましたが、ファイルサーバーからも移行できるのですね。
これはちょっと幅が広がりそうです。
今回はFile Shareを選択してみました。
ローカルドライブからの移行ですね。
まずはフォルダを選択します。
続いてSharePointのサイトを設定します。
サイトのURLを入力すると、自動的にライブラリの一覧が。
なんと設定はこれだけ。かなり簡易な作りですね。
最後にMigrateを押下することで移行開始です。データが少ないと物の数分です。
移行が完了すると、移行の再実行のために設定データを残すか選択できます。Incremental runsとあるので増分移行ができるのでしょうか。
移行のレポートも結構細かく出るようです。
Manifestをみると、マッピング系の内容があるので、もしかしたらユーザーマッピングなど細かく実行できるのかもしれません。
再実行したところ、レジュームという形で再選択できるようになっていました。
再実行時に一部のファイルのファイル名を変えてみました。
すると、変わったところのみアップロードしてくれるようです。
ファイルの削除はされなかったので、増分ですね。これはうれしいかもしれません。
そして、ファイルの更新者が、、、
このマシン、AADを行っていないため、ローカルユーザー扱いとなるのですが、ユーザーではないのに名前が表示されています。ただ、名前をクリックすると消えてしまいました。（再読み込みで表示は戻りますが、再度クリックすると消えます）
ちょっと動作は怪しい感じがありますが、データのコピーを最優先に考えるのであればこれはこれでいいかもしれません。
SharePointはデータの移行に苦労するケースが多いので、引き出しの一つにしておくと後々役に立つかもしれませんね。
音楽：rise
