Office365 外部ユーザーはすべてのユーザーから除外されるようです。

SharePoint OnlineやOneDriveで利用可能な社外のユーザーと共有を行うための外部ユーザー機能ですが、2018年3月1日以降大きく仕様変更となり、すべての認証されたユーザーやeveryoneといった全体を割くグループの対象外となるようです。

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4089534/how-to-grant-the-everyone-claim-to-external-users-in-office-365

外部ユーザーは統制がかけずらい機能であったので、すべての認証されたユーザーなどに閲覧権限を与えていると、意図しないユーザーに対して閲覧できる状態を作ってしまうなどの問題が考えられました。場合によっては輸管統制などが効かなくなる等法対応の一環から禁止していたケースなどもあったのではないでしょうか。

おそらくこの観点を何とかするためにこの機能が提供されることになったのかと思います。

しかし、SharePoint Onlineも発表当初は会社のサイトという形で、パブリックにサイトを見せる機能を提供していたような覚えがありますが、近年はACLで情報を統制していく方向に舵を切っていますよね。

同一製品で10年たつと180度方針が変わるっていうのも珍しいような気がしますが、時代のニーズにこたえるクラウド。という観点ではこれがあるべき姿なのかもしれません。今後もより使いやすいように改善していってもらいたいですね。

音楽:パン耳