Windows 10 Diagnostic Data Viewer(診断データビューアー)をインストールしてみました

Windows 10 Insider Preview Build 17083で追加された、診断&フィードバックの中にある診断データ ビューアーをインストールしてみました。

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設定 - 診断&フィードバックより、診断データ ビューアー項をオンにしたうえで診断データ ビューアーをクリックします。

するとMicrosoft Storeが起動し、Diagnostic Data Viewer (診断データ ビューアー)のページになります。

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説明やらスクリーンショットが表示されていますが、その下にシステム要件が記載されているので読んでおきましょう。

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アーキテクチャX86、X64どちらでも導入可能です。
Insider Preview Buildは17079以降となっています。このバージョンはリリースされていないため、実質2018年1月29日時点で最新のBuild 17083から。ということになります。(Windows Server はBuild 17079が出ているので、こっち使えるのでしょうか。OS名称にはWindows 10と明記があるため動作は謎です汗)

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そのまま入手ボタンを押してみましょう。
2~3分でインストールは完了です。

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 起動すると、どんどんと右ペインに新しいイベントが追加されている旨が。
起動5秒くらいですが、起動から242件のイベントが増えている、、、

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アプリ全体の構成は、左側から設定メニュー、アイテム一覧、ビューの形式で、Outlookのような感じですね。

左のボタンは上から、プライバシー管理、設定オープン、エクスポート、ポリシーの順に並んでいます。

プライバシー管理を押下してみると、以下サイトに飛ばされます。 

https://account.microsoft.com/account/privacy?refd=privacy.microsoft.com&destrt=privacy-dashboard

プライバシー管理ポータルというのでしょうか、こんなサイトあったんですね。。。

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 次に設定。
これは診断&フィードバックを開いてくれる画面のようです。

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 次にエクスポート。エクスポートしたら50MB程度のCSVファイルが作成されました。

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CSVの中を見てみると、RowID、FullName、Jsonの3項目。
Jsonで出力されるものをCSVにそのまま変換した感じですね。
まー、項目が一定ではないということでしょう。この出力は何とも言えない感じですね。
今後いろいろと使い道が出てくるのでしょうか。

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更に最後のポリシーボタンを押してみたところ、、、

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フィルタリングの画面が出てきました。
上のハンバーガー押すと出てくる仕様だったようです。
一見ではわからず。汗

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 この診断データビューアー。実際はどんなデータがマイクロソフトに送付されているか確認するためのもので、一般的にユーザーが見るものではないのかと思います。
要するに、ユーザーの重要データを抜いてないよ。ということを可視化するためのものなのでしょう。内容を見ていると確かにユーザーっぽいデータは入っていなさそうでした。こういった情報開示の取り組みは安心感が出ますね。

今後もこういう取り組みは継続していってもらいたいものです。

音楽:うずもれ