突然ですが、MSDN(Microsoft Developer Network)を利用していますか?
開発を行っていないとあまり利用機会はないケースもあるのかと思いますが、マイクロソフトが提供するOSを含むソフト群を開発やデモ、テストなどで利用することができる仕組みです。
このMSDN、通常開発とともに利用することが主となるため、Visual Studio Enterpriseという形で、統合開発環境 Visual Studioの付属品として取り扱われるケースも多いかと思います。
【Visual Studio Enterprise】
実はこのMSDN、単独で使うにも結構なお得感を秘めたものなのですが、付随する特典もなかなかのもので、覚えておくとよりお得に開発を進めることができるようになるかと思います。その一部を紹介します。
まずは、MSDNの適用範囲。MSDNのライセンスを持った人が開発用に利用できる。というのは自明ですが、実はエンドユーザーが作成物を受け入れる際に行う試験用途では、そのためのライセンスは不要となっています。
【利用可能範囲】
意外なところですが、MSDNは昔、評価用途での利用はできませんでした。
それが2013年より、評価用途での導入もできるようになっています。
案外知らずに評価用途で利用していたケースもあるんじゃないでしょうか。現在はセーフな用途です。
【実は評価目的でも利用できます】
Visual Studio Enterpriseに至っては、Officeの製品ライセンスが付いてくるプランも用意されています。
【実はOfficeアプリケーションも使えます(以下図の名称は古いです)】
【エディションと特典の一部】
【ライセンスガイド(Visual Studio 2012当時)】
【Visual Studio Enterpriseのオプション情報】
かなり強力な開発支援を行ってくれる仕組みとなっているので、開発を行う方は特典の有効活用も視野に入れておいてはいかがでしょうか。
音楽:アンチョビとキャベツ