ちゃんと設定を行っている人にはあまり関係ないのですが、管理センターの上部にセットアップのサポートを行うエリアが増えていました。
【セットアップのサポート機能が増えました】
設定に移動ボタンを押下すると、Officeアプリのインストールとメールの設定画面に。
まずはOfficeアプリのインストールを行ってみましょう。
【セットアップ導入画面でしょうか】
まず最初に聞かれるのはやはりドメイン。
自社ドメインを持っている場合には上部を選択しドメインを入力します。
通常のドメイン追加と同じだと思われるので、DNS設定などを要求されると思います。今回は下準備がないので、下部のonmicrosoft.comのドメインを利用するを選択しました。
テナントIDをそのままサインインのアドレスにする場合となります。
【ドメイン決定】
次に先に追加したドメインに対応するユーザーを追加します。
このユーザーはAD連携をしないケースで登録するものとなるため、ADConnectを考えている場合は追加しないでも問題ありません。
【ユーザー追加】
次に、追加したユーザーにライセンスを振り分けます。
購入済みライセンス(E3)をユーザーに付与します。
残念ながらメールだけ、SharePointだけ。といった感じに詳細設定は行えません。
取捨選択が必要な場合は後ほど行いましょう。
【ライセンス追加】
次にOfficeのアプリケーションインストールを促されます。
これは通常管理者に入れるケースは少ないと思うので、この場所にあるのはちょっと不自然かもしれません。
小規模の利用ではセットアップと同時に使えるようになる。という考え方もあるので、このウィザードの利用者の想定がその位置づけなのかと思われます。
【アプリのインストール】
これでセットアップは完了となります。
使い勝手の改善のためにアンケートがあります。星を付けるだけなので、ぜひ答えてあげてください。
【完了です】
昔はSIerがいないとセットアップも難しかった感があったのですが、どんどん一般的に使えるようになってきていますね。
このレイヤーの強化は、すそ野を広げるのに必須だと思うのでどんどんやってもらいたいですね。
また、最初の画面にはサポートを依頼するためのボタンも用意されていました。
【サポートを依頼します。はボタンです。】
押下するとヘルプ画面が出ます。
この画面からはSRのサポートチケットを発行することもできます。
簡易的なサポートポータルの体を成しています。
【適当に文字を打つと関連したヘルプが表示されます】
サポートにたどり着けずに機会損失を生み出すような状況はこの機能で大きく減りそうですね。
こういった面はどんどん強化していってもらいたいです。
しかしOffice365もまだまだ進化を取れられるところが多々ありますね。
機能の充実ももちろんですが、こういった使い勝手の面の改善は大いに進めてもらいたい個所ですね。
音楽:はたらくお嬢さん