SharePoint Onlineの共有の管理が若干変わったようです。
今までのSharePoint共有といえばACLを操作するのが主となっていましたが、今後のSharePointでは、共有リンクを提供する形に変化するようです。
共有手順は簡単で、対象を選び共有を押下するだけ。
【右クリックメニューからも、上部の共有ボタンからも遷移可能です】
例えば編集としての共有ですが、表示編集を上部で選びメールアドレスを入力して送信を押下することでリンクのアドレスが該ユーザーに送付される形になります。
ユーザーを入力して送信を押すと、メールが送付されます。
°のアドレス情報を送付したかは送付後に表示されています。
アドレスの体系としては3つのパラメータをサイトに渡す形のようです。
これで見るとトークン情報を基にユーザーを割り出すのでしょうか。ただ、リンクアドレスは構造上誰もが同じアドレスをもらうように見えるので、表示方法をとっているだけかもしれません。
【リンク先の構造】
guestaccess.aspx?guestaccesstoken=&folderid=&rev=
今までのようにACLを中心に操作したい場合は共有ボタン押下した後の画面で三点リーダーを押します。アクセス許可を管理する画面へのリンクが表示されます。
見慣れた権限設定画面に遷移しました。
共有リンクの管理は今までにない表示ですね。
構造を変えた理由はいろいろあると思いますが、リンクからサイト構造がわからなくなるのは一つの利点な気がします。
リンク先が第三者に漏れたとしても、どのようなやり取りをしたのか容易に想像できなくなっています。
こういった些細な点からセキュア化を進めていくことは必要なことだと思いますのでどんどん進めていってもらいたいですね。
音楽:瞳残照