Office365のサブスクリプションと機能の関係

Office365のサブスクリプションは前回説明をしましたが、機能とのつながりを説明できていませんでした。
サブスクリプションはE3やE5、個別アプリの単位で用意される。ということがわかったと思いますが、ユーザーが利用する際はサブスクリプションの中にある機能を有効化していく必要があります。

サブスクリプションの内の機能(E5)】

この画面からライセンスを有効化していきます。

f:id:mohessu:20170806003421p:plain

単品購入だけがメニューになっていればわかりやすかったのですが、Office365はセットメニューがたくさん用意されています。

上記画面でいえばE5の中にStaff Hubがあるかと思います。この機能、実はE3にも含まれており、以下画面のように、E3側にも全く同じ形でライセンスが用意されているのです。

サブスクリプションの内の機能(E3)】

f:id:mohessu:20170806003503p:plain

画面は持ち合わせないのですが、単品購入したものがあればそれも同じ機能ですが別サブスクリプションとして同一ユーザーに有効化することができてしまいます。(Staff Hubは単品がないですが、例えばSPOやEXOなどはEシリーズ全部にあり、かつ単品も用意されています。)

ユーザーが機能を利用する際にはいずれか1つが有効化されていればよいのですが、複数有効化しておくこともできるため、管理する際に気を付けてみていく必要があります。

おそらくこれはライセンスのバージョンアップなどを考慮しての作りだと思います。
E1を使っていたが、来月よりE3を追加購入した。E1とE3は1月だけ被って購入しているためそのひと月は両方を有効化しておくとライセンスが付いていない期間がゼロとなる。というようなシチュエーションなのかと。

特にスクリプトなどでライセンスを自動付与するようなケースでは、この個別ライセンスとの区分け、複数付与の監視などを行っておかないと無駄に付与してしますケースがあると思います。気を付けて運用を行っていきましょう。

(Micosoft FormsなどE1,E3,E5で若干利用できる機能が異なるケースもあるので、そのあたりも注意してみていきましょう。)

音楽:Sweet feather