PaintsChainerをつかってみた

de:code 2017の基調講演で紹介されていたPaintsChainerを利用してみました。

このPaintsChainer、ディープラーニングを用いて線画に自動着色してくれるサービスです。

1月頃にTwitter上をにぎやかにしていたので知っている人も多いかもしれませんが、このサービス、Azureを利用して提供しているらしいのです。

ChainerというディープラーニングFrameworkを利用したサービスなので、Azure側はインフラレベルでのかかわりかもしれません。(ただ、ざっと見た感じだとAWSっぽいんですよね。インフラ。)

PaintsChainer -線画自動着色サービス-

線画に自動着色のサービスなので、まずは線画の準備。

私には絵は描けないので、絵を描ける人に書いてもらいました。

【こんな感じ】

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それをPaintsChainerに喰わせて着色ボタンを押すだけ。

それだけでこの精度で色を塗ってくれます。

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これだけでもかなりきれいに塗られるのですが、オッドアイなどを直すために色指定も可能です。

こんな感じに線画側に色を付け、着色を押すと。変化。

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何回か繰り返すときれいになっていきます。

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5月バージョンで着色アルゴリズムを変更できるようです。ガラッとイメージが変わります。

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2017/5/25くらいにPixivと連動するなど、精力的な活動がなされているようです。

ディープラーニング、ちょっと前までは高嶺の花かと思っていましたが、どんどん身近に取り込まれていますね。

音楽:おしゃべりソシエ