ちょっと前に管理できる項目が増えるかも。という話が出ていたOneDriveですが、とうとうOneDrive管理センターが完成したようです。
個別にURLが割り当たっていますが、Office365管理センターからリンクもされています。
設定可能な項目は
TOPからたどれる
- 共有
- 同期
- ストレージ
- デバイスアクセス
- 通知
となります。コンプライアンスはほかの管理センターと同じでダッシュボードのようですね。
【共有】
外部との共有設定、リンクのデフォルト期間などを設定できます。
ファイルアクセス権は見るか編集までするか。オンプレのような細かさがなく、わかりやすさ優先ですね。
フォルダアクセス権は見るか全部やれるかの2択。かなりシンプルでわかりやすいです。
OneDriveなので外部ユーザーは自分以外。自分以外ができることもここで制御します。
【同期】
こちらはWindows10クライアントへのリンクなどが設定されていますね。
同期を実施するかどうかを設定可能です。
【ストレージ】
利用させるサイズを選択します。
重要なのは既存ユーザー・アイテムへの設定変更ではないところでしょうか。
【デバイスアクセス】
アクセス可能な場所を選択します。
IP、モダン認証の設定が可能です。
細かなポリシー制御も行えるようになりました。
アプリでの動作設定に近い感じです。
【コンプライアンス】
監査設定などのダッシュボードですね。ほかの管理センターとほぼ変わらずです。
DLPや保持期間ポリシーはここから作成します。SharePointっぽいですね。
【通知】
ファイル共有時などのメール通知です。
本当は日に一回通知などがあると便利なのです。
OneDriveはBusiness目線での設定がなかなかできずに利用を控えたい。という声があったのも事実なので、こういったポリシーベースの管理ができるようになることで、利用のされ方も変わってくるとありがたいですね。
クラウドベースの個人ファイル管理は本当に便利で、ファイルの事故的損失がほとんどなくなります。今時は社会人以上に学生のほうがこういったことに強かったりもするので、負けないように先進の利便性を享受していきたいですね。
音楽:Transmission