Office365でSharePoint契約がある場合、ユーザー領域としてOneDrive(旧SkyDrive)が付いてきます。
これが意外と曲者で、管理者側で管理ができず、会社のポリシーとして使わせたくない。などの理由がありました。
今回、細かな制御を行うためのプレビュー機能が展開されることに。
アクセスは以下のアドレスから行えるようです。
【共有】
外部との共有制御、作成した一時リンクの期限設定などが行えます。
社外に共有させないポリシーはかなりの確率でどの企業も入ると思うので、これは使えますね。
【同期】
要するにPCへのキャッシュですね。ドメインに参加しているPCのみ。などは良いですね。自宅PCでの同期を禁止できることとなるので、これも使えます。
【ストレージ】
サイズ制限です。2月頃にに5TBまで使えるようになったはずですが、上限の制御を行えます。
人ごとに制御はできないので、あまり使うことはないかもしれません。
【デバイス アクセス】
指定されたIPのみでのアクセスは、社内外での制御ができそうです。
使い方によっては全面禁止もできるかもしれません。残念ながらOneDriveとSharePoint両方に影響が出る。というのはまた微妙な。
一部はMDMですね。intuneが優先されるようなので、利用シーンは薄いかもしれません。
【コンプライアンス】
監査やDLPが利用できます。監査はそのままセキュリティセンターへのリンクでした。
通知なども実装されるようです。
今回のOneDrive Admin Centerは革新的ですね。
ただ、ユーザーごとの制御がないのはつらいですね。
あと一歩なのでプレビュー中に改善されたりしませんかねー。
音楽:限りなき旅路