Windows10 Bluetoothでのファイル転送は活用していますか?

Windows 10 では Bluetooth を有効活用する機能が搭載されており、うまく利用することでマシン間連携の煩わしさを半減することができます。

その方法を見ていきましょう。
まずは Bluetooth 機器を接続しておきます。ファイル転送はおそらく Android スマホでのみ対応ですね。手元の iPhone で実施してみましたが、機器が見つからないというエラーとなってしまいました。
まずは Bluetooth とその他のデバイス画面を開きます。

関連設定の一番下に Bluetooth でファイルを送信または受信するというリンクがあるのでこれを押下します。

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すると送信するか、受信するかを選択できるのでこれを押しましょう。今回は送信を。
私はよく音楽の転送にこの機能を利用しています。

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接続設定がなされている Bluetooth 機器が表示されるのでファイルを送信したい先を選択します。

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あとはファイルを選択して、転送完了を待つだけ。
Bluetooth は規格上 1 Mbps から 24 Mbps まで使い方によって様々ですが、そんなに早いわけではないので、小さいファイルでもそれなりに時間がかかることを忘れないようにしましょう。

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正常完了すると以下の画面が表示されます。

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時間表示がないのは残念ですが、どれだけのデータが転送されたのかは一目でわかるので不便に感じることは少ないのでは無いかと思います。

しかしながらケーブルをつなげないでよいという利点はかなり大きいのでぜひこの機能を使っていってもらえれば幸いです。

音楽:わたしのへや

Office365 Teams会議の自動ミュート機能が便利です

大人数で Teams を利用するようになると、会議室でスピーカーがバッティングし、ハウリングが起きて解消に時間がかかるという事態に遭遇したことは無いでしょうか?

なんとこの問題を解消する機能が、 Teams モバイルアプリに取り入れられたようです。
同じ会議に近くで参加していると自動でマイク、スピーカーをミュートしてくれるという機能がリリースしました。

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実際動作を試してみましょう。
まずは会議を作成します。
出席者を設定すると会議に参加できるようになるため、 Windows アプリやブラウザより参加します。

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そののち、モバイルアプリで参加していくと、マイクもスピーカーもオフになっていました。

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接続された後はどちらもミュートされていますね。

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ちなみに、参加者がほかにいない状態で会議に参加すると以下のようにスピーカーはオンのままに。これは今まで通りの動きですね。

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この場合、スピーカーをオフにしたいときはその他の参加オプションを選択し、音声をオフに設定する必要があります。

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ハウリングは慣れていないとなかなか解消できず、起こしちゃうと赤面ものだったりするので、これでかなり使いやすい状態になりましたね。

こういった小さな改修をどんどん積み重ねていってもらいたいですね!

音楽:War Ship

new Microsoft Edge のサイトに for Business の文字が見えました

new Microsoft Edge がリリースしたことに合わせて、マイクロソフトの Edge 関連のサイトをいろいろとめぐってみましょう。

まずは、 Edge for Business です。

昔から for Business という名称のアプリが多数リリースされるほどにビジネス向けに目を向けているマイクロソフトですが、今までブラウザにこの名称がつけられたケースがあったでしょうか。

https://www.microsoft.com/en-us/edge/business

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様々なプロットフォームをサポートし、 Microsoft Store だけでなく、 Chrome 拡張機能も利用できるというなんでもありな感じです。

そんな中でもやっぱり目玉は IE 連携が筆頭になるのですね。個人的には IE 11 が現役で業務利用されているのは日本だけの事象なのかと思っていたのですが、英語サイトでここまで案内されているとそうではなかったということを実感しますね。

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続いて Bing がクローズアップされています。

https://www.microsoft.com/en-us/edge/search-with-bing

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Bing ではプライバシーモードでの検索が取り上げられていました。
残念なことに new Microsoft Edge ではプライベートモード切替後に自動的に IME がプライベートモードになる機能は省略されてしまったようです。

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地味に便利だったのでちょっと残念ですね。

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ちなみに Bing の白くま、どこかで見たことがあるなと思ったのですが、リリース前の Edge サイトにいた白くまですね。
https://www.microsoft.com/en-us/windows/microsoft-edge
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サイズが大きくなってより目立っています。活躍の場があってよかった笑

音楽:walt

Windows10 new Microsoft Edge をインストールしてみました

2020 年 1 月 15 日 ついに new Microsoft Edge がリリースされました。
日本時間では 16 日に入ってからのリリースです。

今までは Chromium 版 Edge といっていましたが、the new Microsoft Edge と記されているので、これが本名になるのかと思います。

http://microsoftedge.com/

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旧 Edge でサイトを開いてみると、少し不思議な動きをしました。
最初に見たのはこの for macOS 。え?笑

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F5 ではなく、 URL にフォーカスをあてて Enter 押すと次は for Windows 10 。

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そして for Windows 7 。よかった、 EOS の Windows 7 でも最新版出ましたね。

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なんどか画面を開きなおすとなぜか App Store 。。。

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もちろん Google Play も表示されました。

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旧 Edge では何等かバグがありそうですね。

ちなみに、現時点では日本語ページはまだないようです。

https://www.microsoft.com/ja-jp/edge

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気を取り直してベータ版でアクセスしなおし、ダウンロードを試みてみましょう。

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DOWNLOAD ボタンを押すと規約表示になりました。 

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 Accept and download でファイルがダウンロードされます。

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プロパティを見ると、 1.3.117.29 がリリースバージョンとなるようです。
ファイルサイズは 1.75 MB でそこまで大きくないですね。これはオンラインインストーラーですね。

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ちょっと気になったのでデジタル署名を見てみました。
するとタイムスタンプが利用できない C2RService があります。また、 sha1 の署名もあるようで、まだ最新の状態になっているわけではないようです。

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更に押下していくとダウンロードが開始されます。

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このまま進むと英語になりそうだったので、少し探してみると、以下のURLからアクセスすると日本語版をダウンロードできそうでした。 

https://www.microsoft.com/en-us/edge?form=MA13DC&OCID=MA13DC

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こちらから進むと日本語のインストーラーがダウンロードされました。 (サイズや表記も同じなので、起動してみて言語がわかる感じでした。)
そのままインストールを進めてみると、、、

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13 MB 程度のサイズでした。

AppData の Temp にファイルがダウンロードされます。

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旧 Edge が起動していると閉じるように促されます。
ちなみに旧版は消えてなくなることになります。

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閉じて続行を押すことで先に進みます。
Edge のマークが、、、

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見事変わっていきました。
よく考えると旧 Edge のマークが Windows 7 で出回ることは無くなってしまったんですよね、、、残念。

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少し経つと new Microsoft Edge が起動します。

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スプラッシュはアイコンが変わっていくのを見ることができます。

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こんな感じにアイコンの変更がアナウンスされました。

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最初はチュートリアルですね。
ユーザーデーターは Chrome から移行ができます。

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タブのカスタマイズも。

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データの同期は MSA の出番です。
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閲覧履歴などの情報共有の依頼も。できれば協力を行っていきましょう。

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これでインストールは完了です。
ここまで10分くらいでしょうか。すぐにインストール完了です。

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設定マークはこんな感じでした。

初期バージョンは 79.0.309.65 (公式ビルド) となっていますね。
ちなみに Bata 版はかっこの後ろに Bata と記されます。

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ファイルは以下に展開されます。あれ、 64 bit と書いてありましたが、 x86 フォルダーに展開されるのですねぇ、、、

C:\Program Files (x86)\Microsoft\Edge\Application

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アーキテクトは x64 でした。最近は x86 に x64 が置かれるのがトレンドなのでしょうか。

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ちなみにファイルサイズは 316 MB 。サイズは Dev などより大きく成長しています笑

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ちなみに Insider とは異なり、管理者でのみインストールができるようになったようです。
これは管理者としては朗報ですね。勝手にインストールできない状態になったという形です。

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インストーラーはこんな感じでダウンロードされます。

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直接ダウンロードしたい場合は以下の URL となるようです。languageのパラメータを変更することで、ほかの言語のインストーラーがダウンロードされます。 

https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=2069324&Channel=Stable&language=ja

まずはインストールまでを試してみましたが、かなり簡単にインストールされます。
そして、 new Microsoft Edge 自体は UWP ではなくなり、通常の exe となっています。この形でのリリースも新たな Windows 10 の形なんですよね。
原点回帰も含め、この形は意識しておく必要がありそうですね。

音楽:Moon

Office365 ProPlus にTeamsが加わりました

Windows 7 が EOS となり、 Chromium 版 Edge がリリースとなるタイミングの中、 2020 年 1 月 14 日より Office 365 ProPlus に Microsoft Teams が加わりました。

以下ブログでも周知されているのですが、 1 月 14 日以降は Office 365 ProPlus の導入時に Teams が自動導入されることになります。

https://techcommunity.microsoft.com/t5/office-365-blog/streamline-deployment-and-management-of-microsoft-teams-with/ba-p/1100293

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このタイミングで Teams を導入したくない場合は、Customize を行い、Teams を明示的に除外していく必要があるということですね。

簡単に設定を行っていくのであればグループポリシーを用いて設定する方法があります。

https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=49030

または、特定の PC に対してインストールさせないといった設定が必要な場合は、以下のレジストリキーを追加するという方法もとることができます。

この方法であればレジストリファイルを作成して配ってしまうという方法も取れますね。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Office\16.0\common\officeupdate

preventteamsinstall

DWORD : 1

Teams はぜひ使ってもらいたい製品ではありますが、ネットワーク帯域的にブラウザ版を使っていきたいという要望もそれなりにあるのかと思います。そういった際はこの機能を利用してタイミングを制御していってください。

音楽:軍靴の記憶

Office 365 SharePoint OnlineドキュメントライブラリでPower Appsフォームが使えるようになるようです

Power Apps で SharePoint リストのフォームを作り込む機能は 1 年位前からリリースされていたのですが、ライブラリに対しては長らくフォームの変更機能が提供されていませんでした。

が、 2020 年 1 月末よりライブラリもフォームの作り込み可能な対象として、 Power Apps 連携機能が提供されることになるようです。
機能は 1 月中旬から徐々に展開するらしく、今のところ以下のようにライブラリの設定から入るフォームの設定は、サポートなしの文字のみが表示されています。

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リスト側は以下のように InfoPath 、 Power Apps のどちらかをカスタムフォームとして設定できるようになっているので、ここから InfoPath の選択がない形で展開されるのかと思われます。

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ちなみに、リスト作成時は上記の「 Power Appsでカスタマイズします」と記されているリンクを選択し Power Apps Studio を開く形となっています。

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最近は Power Apps の構築はかなりの人気があるようなので、試してみるとよいかもしれません。フォームの改良から入るとイメージがつけやすいかと思います。

少し前に実施したときは SharePoint リストフォームと Power Apps アプリのフォームは共有できなかったので、おそらく今も同じ状態なのかと。

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アプリのコンポーネントの再利用はまだリリースされていないのですが、この辺りが使えるようになるとライブラリやリストで使いまわしながらというやり方が使えるかもしれませんね。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/power-platform-release-plan/2019wave2/microsoft-powerapps/build-consume-reusable-canvas-components

Power Apps の使い方は以下にあるので作成前には一読をお勧めします。

【Power Apps で SharePoint フォームをカスタマイズする方法】

https://docs.microsoft.com/ja-jp/powerapps/maker/canvas-apps/customize-list-form

音楽:Spirit of place

Windows10 Insider Preview Build 19541リリース

今年も Windows 10 Insider Preview の更新が始まっています。
年末からの流れもあり、 Windows Insider Fast はOSバージョンと紐づかないということになったと思うのですが、今回のリリースでは今まで通り 2004 のバージョンということになっていますね。

Windows Feature Experience Pack は 199.32900 から 199.33800 と 900 も上がっています。ただ、今のところ何が提供されてきているのかは見えませんね汗

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今回のバージョンアップでは、タスクマネージャーの詳細表示に Architecture の列が追加されました。

初期状態では表示対象外なので、必要に応じて表示させると x64 、x86  などのアーキテクトがわかるようになります。こうやって見るとほとんどが x64 になっており、手元の環境では OneDrive のみが x86 アーキテクチャでした。

32 bit が主流だった Windows 7 から考えると感慨深いです。
10 年で 64 bit が主流になるというのが時間の流れを感じますね。

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ほかに通知付近のアイコンが一部変わったらしいのですが、ぱっと見た感じは変化が感じ取れませんでした汗

ともあれ今後の変化はいろいろなパターンが考えられるのでちゃんとチェックしていきたいですね。

音楽:Home