Office365 SharePoint Onlineのサイトコレクションに既定の共有設定がてきようできるようになるとのことです

SharePoint Onlineの共有設定といえば、管理センターの共有よりテナント全体の設定を行う箇所と、サイトコレクションごとに共有設定を変更する箇所の2か所でしたが、これに新たな共有設定が追加されるようです。

 

【テナントの設定】

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【サイトコレクションごとの設定】

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サイトコレクションごとに既定の共有リンクの種類の設定と、既定の共有リンクのアクセス許可の設定が行えるようになるということなのですが、この画面から行うことになるんでしょうか。

初期の状態については、なぜかクラシック版のSharePoint管理センターからのみ設定可能ということなので、モダンサイトには適用されない作りになるのかと思います。

機能自体は2018年6月末までに提供されるということなので、首を長くして待ってみましょう。

音楽:戦陣の炎

Office365 SharePointでの利用可能容量が増加されます

2018年7月1日以降、SarePoint Online上のディスク容量が拡大されることになったようです。

https://techcommunity.microsoft.com/t5/SharePoint-Blog/Increase-in-SharePoint-Online-storage-allocation/ba-p/187617

上記サイトによると、今までユーザーごとに500MBの領域が与えられていたところ、ユーザーごとに10GBの領域に拡大されるようです。

10人いれば、ベースの1TBに100GB、100人いればベース合わせて2TBと、かなりの拡大になります。(ユーザーごとに20倍でしょうか。)

なおこのサイズが適用されるのは単体となるSharePoint Kioskプラン以外のプランで適用されるとのこと。

これでSharePoint Onlineで追加ディスク購入などはほとんど不要となるのではないでしょうか。

ここのところ大きな変更が多く、適用が待ち遠しいですね!

音楽:地よりはずめと

Surface Hubの新シリーズ、Surface Hub 2がアナウンスされています

2017年にSurface Hubの生産拠点が閉鎖されるという話題がありながらも、最近様々な企業で導入が進められていたSurface Hubですが、ここにきて第二世代の製品が発表されました。

Microsoft Surface Hub | Connect, Collaborate & Share All-In-One Device

最近のTVのトレンドに習ってか、ベゼルがかなり小さいタイプで、縦横自在に使えるタイプに進化しています。

上記のURL内では、複数枚のSurface Hub 2を連ね、一つの大きなディスプレイとしてレイアウトする手法を見せていたり、通常の横置き利用以外に縦置きでの利用も提案されている模様です。

この縦横を実現するためか、Surface Hubよりも小画面の50.5インチ、4Kというスペックでの登場となったようです。

細かなスペックの発表はこれからのようですが、これまた面白そうな製品に仕上がっていそうです。

上記URLには動画がありますが、それを見ると、指紋認証やMiracast、複数画面つなげた動画表示など、なかなかの表現力を見せつけてくれています。

発売は2019年のようですのでもうしばらく先ですが、今から非常に楽しみな製品ですね。

Meet Surface Hub 2 - Microsoft Devices BlogMicrosoft Devices Blog

音楽:七つの海へ

Office365 Exchangeのメッセージとレースがセキュリティコンプライアンスセンターに移植されます

セキュリティ/コンプライアンスセンターにメールフローの項目が移植されてきました。

【旧セキュリティ/コンプライアンスセンター】 

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脅威の管理とData Privacyの間にメールフローの項が。
中身としては、ダッシュボードとメッセージ追跡の2種がありました。

【新セキュリティ/コンプライアンスセンター(ダッシュボード)】

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ダッシュボードはその名の通り、メールの送受信数やメッセージ遅延などが表示されます。

メッセージ追跡では、Exchange管理センターで行えたメッセージの追跡と同様のことが行えるようになっています。大きな差としてはテンプレートが準備されたことでしょうか。既定のクエリには受信すべて、送信すべてなどのテンプレートコンテンツが用意されています。

また、1度実行したクエリは自動保存され、次回再利用が可能となるつくりとなっていました。

【メッセージ追跡】

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各クエリを開いてみると以下のように、スライダーが表示され、追跡の期間を選択できるようになっています。

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カスタムを選択することで、今までと同じように日時指定も可能でした。

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検索フィルターのオプションとしても今までと同様のようです。

要約レポートという項が今までの7日以内のレポートと同様でした。
7日が10日まで増強されているようです。

増補要約レポート、包括的レポートという項は、バッチでデータを取得してくれる方向ですね。もともともExchange管理センターでは複数パターンはなかったと思うので、出方が2種になった。というところがあるようですね。開始を仕掛けて10分くらい待っていますが、動きがないので今まで通り気長に待つという考え方は変わらないようです。

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合わせてExchange 管理センター側も確認してみました。

こちらからは、新しい場所に遷移させる形に。ほかの機能と同様に新しい機能に誘導が始まっていますね。

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全般的には場所が移植されただけ。というのが現状のようですが、新設のダッシュボードとともにわかりやすい位置に移動してくれたのはとても良い感じですね。今後もこういった更新が続いてくれることを期待したいですね。

音楽:Cloe

Office365 ADFSなどの画面が新UIに変更されるようです。

Office365のログインUIが変更するという話題が先月出ていますが、とうとうこの案内がログイン画面の下部に表示されるようになっていました。

Office365 ログイン画面がまたまた変わるようです - ()のブログ

6月中旬に画面がかわるという案内が表示されています。
この案内の先は、先に展開していたBlogとなっていますね。
これだけ読むとちょっとどうなるのかわかりにくい感もあります。汗

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このメッセージが出てきたので、再度確認してみたのですが、ADFS用のWebテーマが以下に展開されていました。

https://github.com/Microsoft/adfsWebCustomization/tree/master/centeredUi

使い方は簡単で、cssとjsを展開してPowerShellで流し込むだけ。という形のようです。

CSS側で画像を、JS側で中央のダイアログボックスを制御しているようで、それぞれのファイル内にある定義を変えることで、自社ブランドでの展開が可能となっています。
文字も多言語対応したJavascriptとなっており、必要に応じて文言の変更も可能となっているようです。ただ、変えられる定義が以下の3種だけだったので、その他の文字で置き換えが効くのかはちゃんと見ておきたい感がありますね。

"backButton": "戻る"
"nextButton": "次へ"
"loginMessage": "パスワードの入力"

いずれにせよ、ADFSを適用しているケースでは、ログイン画面だけ違うという気持ち悪さがあったと思います。

これを適用することでその変な感じから解放されることでしょう笑

音楽:漢気

Windows 10 Build 17661以降でマウスカーソルが表示されなくなったりしました

実は先週あたりにBuildバージョンを上げてから、通常時のマウスカーソルがスクロールを境に表示されれなくなるという現象に見舞われ途方に暮れていたのですが、解消方法を見つけたので展開しておきます。

Webで同様の事象になった人を探してみたのですが、とくにいなそうだったので自分自身への備忘録程度となるかもしれませんが、、、

どうも原因はマウスカーソルの標準が「aero_arrow_l.cur」になっていると、何もしていない時の表示が消えてしまうようでした。
このカーソルを別のものに変えることで、事象を回避することができました!

Winキーを押してスタートメニューを表示させます。
ここで文字を打つとCortana部分に入力となるので、マウスと入力しマウス設定を変更するが選択されていることを確認してEnterキーを押下します。

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続いて、設定画面が表示されるので、Tabキーを4回押します。
するとその他のマウスオプションにカーソルが当たるのでそのままEnterキーを押します。

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するとマウスのプロパティが表示されます。
初期選択は私の環境ではマウス キーボードセンターの中だったので、Tabを3回押し、タブにフォーカスを合わせて4回左キーを押しました。この回数は表示状況によって異なると思うので、うまくポインタータブに誘導してみましょう。

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初期状態で通常の選択が選ばれているはずなので、Alt+Bを押して参照を開きます。

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参照画面が表示されたら、Tabを4回押して選択領域に移動しましょう。
上下キーを押してaero_arrow_l.cur以外を選択しましょう。aero_arrow.curあたりを選んでおけば問題ないようでした。

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選んだらEnter一回でマウスオプションの画面に戻ります。
もう一度Enterを押すと適用され、マウスカーソルが表示されるようになると思います!

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同様の事象に陥った人がどれだけいるかわかりませんが、ぜひこの状態になったらお試しあれ!

音楽:Stray

Windows10 Build 17666の続きの続き

まだまだ更新機能が続きます。

Win + Vを押してみるとかわいいマークが出るようになりました。
クリップボードを履歴管理する機能が追加されたということですね!

こいつもかなり便利かもしれません。(昔Office入れていると同じような機能が動作した気もしますが、あのときよりもかなり軽いですね)

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これに関する設定は設定-システム-クリップボードです。

この設定を見ると履歴保存だけではなく、デバイス間で共有するような記述も!
去年のBuildでそのような話があったと思いますが、いつの間にか搭載されていたんですねぇ、、、、

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バイス間で同期するの設定をオンにするといくつか設定が増えます。

複数の項目を保存は特に動きはなく、そのまま利用できるようでした。

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いくつかコピーしたうえで再度Win+Vを押すと、クリップボードの内容を閲覧する画面が。
画像と文字列が併存するのが面白いですね。

試しにエクスプローラーからファイルをコピーしてWin+Vしてみましたが、こちらは表示されなかったので、文字と画像という形で保存できる内容に制約があるようです。

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同期に関しては、Insider PreviewのPCがもう一台ないとチェックできないのですかね、、、
スマホのEdge等で利用できるようになってくれるとありがたいのですが。

ほかに、設定では翻訳されていない個所としてリモート デスクトップがありました。

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有効化が簡易にできるようになっていますね。オンにすると以下メッセージが出て完了です。

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オンにするとせてい項目がいくつか出てきます。
変更ができないのは簡易設定ができるまで機能を提供できていないようで、

設定の表示を押すと上からそれぞれ、電源の設定、ネットワークプロファイルに遷移する形となっていました。

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オンにしたうえで同一ネットワーク内のスマホからアクセスすると以下の通りで、
難しい設定なくリモート接続が行えました。

iOSのRD Client画面】

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しかしながら、見ごたえが多いBuild 17666となっていますね。
逆に言うと、この世代のWindowsはWaaSの観点からは制御が非常に複雑となりそうです。

許すべきことと許さないことをハンドリングするのは非常に骨が折れそうですね。 

音楽:時の記憶