とうとうInsider ProgramにWindows Serverが仲間入り

Windows Serverは商用に作られた堅牢なServerです。

目指すところはコンシューマ向けWindows10とは異なり、技術トレンドを追いかけつつも安定性、安全性を最重視し、バージョンアップ時以外は冒険の少ないOS、、、

と、思っていたのですが、とうとうそんなWindows ServerにもInsider Programが追加されたとの情報が入ってきました。

Windows Server for Developers: News from Microsoft Build 2017 – Hybrid Cloud Blog

このサイトを見る限り、今日からInsider Programに仲間入りしたとのこと。

Windows Insider のサイトにはまだWindows Serverのことは記載がありませんが、今後はバージョンWaaS的な動きが多くなってくるんでしょうか。

確かに、AzureのOSベースがいまだWindows 2012だったりするようなので、
アップデートの逐次化がもたらすものは計り知れません。

やっぱりAzureの基盤の更新速度を上げる目的もあるんじゃないかと推測しちゃいますよね。

というわけで、さっそくInsider になって、アクセスしよう、、、、と思ったのですが、どうもまだリリースされていない模様でした。

【言語設定を英語に変更しても同じ状態で、まだ情報がなさそうです】

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とはいえ、発表されたからには加速して利用できるようになるのではないかと予測できます。

Windows10 のプログラムと同様にまずはInsider になる必要があるようなので、まだ登録がすんでいない場合は是非登録を進めてみてはいかがでしょうか。

音楽:風無念

Build 2017 キーノート発表で気になったこと

整理はこれからとして、、

気になるところが目白押しのBuild2017。

意外と日本にいるのに情報が多く入ってくるのはいい世の中になったと感じますね。

これから追いかけていきたい内容を列挙しておきますー

  • Azure IoT Edge
  • Invoke(Harman Kardon版Echo)
  • Azure Database Migration Service
  • Azure Cosmos DB
  • Teamsの活用事例
  • Azure PaaS版PostgreSQL/MySQL
  • HoloLens向けのモーションコントローラー
  • Windows10 Fall Creators Update
  • Story Remix
  • Microsoft Graph(Delveだったはず、、、)
  • Windows Store版 iTunes
  • Windows Store版 Linux
  • Fluent Design System
  • OneDrive Ondemand
  • TimeLine
  • Cloud-powerd Clipboard

音楽:Future blues

 

Build 2017 開幕しました。

Build 2017 が始まりました。

以下サイトでキーノートのチェックすることができます。

明日もキーノート2日目があるのでぜひ見てください。
日本時間にすると真夜中からですが、、

https://channel9.msdn.com/

今回は、右下の吹き出し項をクリックすることで日本語訳を見ることができるようです。

【日本語だけでなく翻訳可能】

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【タイミングが微妙ですが、翻訳されています!】

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しゃべるより先に文字が出ていたので、自動翻訳のようですが、台本ベースでしょうか。

しかしながら、日本にいながらBuildのキーノートが聞ける世の中ってすごいです。

また、今回は我々にはさらなる武器があります。

そう、Translatorです。

【左上側にあります。】

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これを起動し、、

真ん中のボタンを押すだけ!

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下のボタンを押しづづけると翻訳してくれます。

PCからの音声でも翻訳してくれました。

翻訳の精度もそれなりにわかりますが、文字に起こしてくれるのは非常にありがたいです。何言っているかよくわかる!

【こんな感じにしゃべっているところにかざすと】

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【かなり良い翻訳(識字!)】

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新しい技術に触れるっていいですね、、、

音楽:Tank!

Windows10 Windows Defenderエンジンを更新しましょう

Windows Defenderのエンジン、Microsoft Malware Protection Engineに緊急の問題が見つかっています。サードパーティ製のマルウェア対策ソフトを入れていない場合、至急Windows Updateを行うようにしてください。

影響範囲は以下となります。

 この、Microsoft Malware Protection Engineのバージョンが1.1.13701.0以前の場合、問題に直面します。
問題の詳細は以下に記載がありますが、要するにリモートでアプリを動作させることができちゃう系のとても危険なものです。(ただし、悪用される可能性は高くないとのこと)

マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ 4022344

バージョンの確認方法(Windows10のDefenderの場合)を載せておきますので、Windows Update後に念のため確認しておきましょう。

【設定画面から更新とセキュリティを選択します】

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Windows Defenderを開き、バージョン情報のエンジンのバージョンをチェック!】

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Insider PreviewのBuild 16188のバージョンは1.1.13802.0と問題のあるものよりも新しいバージョンとなっていました。

コンピューターを利用する上では、セキュリティ問題の発生は必然的に起こります。
それに対してスピード感をもって対処する必要があるのですが、Windows Updateなどを利用し、最新のバージョンを適用していくことで防げるケースは非常に多いです。

これを機にOSだけでなく、その他ソフトウェアも更新をかけるよう心掛けてみてはいかがでしょうか。

音楽:アスラ実体化

Windows10 Build 1507の終了

Creators Update発表時にサポートが終了したと思っていたのですが、実はWindows10 Build 1507(TH1)のサポートが、本日2017年5月9日をもって切れることとなりました。

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4015562/windows-10-version-1507-will-no-longer-receive-security-updates

これ以降は2015 LTSB以外のBuild 1507はセキュリティアップデートが行われずに利用するのが危険な状態になってきます。

正直、Creators Updateの機能なんか使わない。なんて人もデジタルトランスフォーメーションの波に飲まれないように時代にあった革新技術を享受していく方向に舵を切ったほうが良いと思います。

危機回避のために排気量は大きいほうがよい車のように、機能を十分に搭載した最新のWindows10を利用するっていうのはよい選択肢だではないでしょうか。

音楽:SURELY SOMEDAY

Windows10 Windows Defender Application Guard for Edgeの有効化

Windows Defender Application Guard(WDAG)を動作させるため、いろいろと動かしてみました。
利用できるところまでに持っていくには幾段かの手順が必要でした。
また、安定度はまだまだ発展途上で起動後に何度かハングアップを繰り返す形でしたのでぜひ本リリースまでには安定感を増してくれるとありがたい!

それでは以下、設定方法となります。

【アクションセンター】

すべての設定を開きます。

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【設定】

アプリを選択します。

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【アプリ】

プログラムと機能を押下します。

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【プログラムと機能】

Windows の機能の有効化または無効化を押下します。

コントロールパネルをWin+Xで開けなくなった今、設定にまとめられた機能は頭に叩き込んでおいてもよいかと思います。

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Windowsの機能】

Windows Defender Application Guardにチェックを入れOKを押して有効化します。

 

 

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 【再起動】

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 再起動が完了するとEdgeに「新しいApplication Guardウィンドウ」が表示されるようになります。

【Edgeメニュー】

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バックグラウンドで以下画面が表示され、起動が始まります。 
体感ですが、起動に30秒ほど掛かりました。

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WDAGでEdgeが起動しました。

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アイコンは中央の盾のついたEdgeマークとなります。

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タスクマネージャーではWindows Defender Application Guard Manager経由で動いていることがわかります。

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おそらくWDAGのメモリ管理プロセスとなる「Vmmem」。
初期で1GBほど利用するので、この機能を利用する場合はメモリをたくさん積んでいる必要がありそうです。
なお、Windows 10 Enterpriseエディションのみの機能となることもお忘れなきよう。

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音楽:未完成ラブストーリー