Windows 10 Feedback Hubの使い方

Insider Previewを利用しているとフィードバック Hubというツールを利用するケースが多くあります。

昔はInsider Hubという名前だったと思うのですが、いつの間にか名前が変わっていました。

【フィードバック Hub】

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ゲームのように機能を使い倒して実績を重ねていくのが趣旨の機能だと思っていたのですが、実はInsider Previewの機能説明も内包していたことを知りました。

【Insider Previewの内容をお知らせする画面】

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今までは様々なWebページや利用を重ねて情報を収集していましたが、これは便利です。

少し古い情報ですと、翻訳までしてくれるというとてもありがたい機能でした。

【なんと翻訳が!!】

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こういった機能を使い倒すことで、デジタルデバイドを乗り越えないといけないわけですから、引き出しとしてぜひ覚えておいてください。

音楽:Dear Blue

Windows10 Build 15055のEdge 機能まとめ

前回の記事でEdgeの新機能を中心に伝えていますが、
そのほか、生産性の維持、作業の整理、安全の確保という項目でまとめが行われています。

【Edge機能のまとめ】

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【コンテンツをキャストする】

November Updateからの機能となります。
テレビなどにブラウザをキャストする機能ですね。

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【充電しなくても長く閲覧できる】

あまり機能という感じではないですが、バッテリー持ちがよくなるという内容です。
バッテリーで長時間利用というケースをあまりしないので、恩恵はわからず。
これも昔から歌われていますね。

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【なんでもCortanaに質問できる】

右クリックでCortanaを呼び出せる。ということですね。
ほとんどBing検索に飛ぶので明示的に使っているケースは少ないかもしれません。
今後できることが増えてくるとよいのですが、、、

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【検索後すぐに答えを得る】

これもCortana関連の機能ですね。
天気などは簡単に表示できます。

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【快適な状態で読む】

読み取りビュー機能です。
これはNovemer Updateでの提供でしたでしょうか。
残念ながら、日本のサイトで利用できるところを見たことがない、、

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【Webにマークを付ける】

これはEdge最初からの機能ですね。
Creators UpdateでInkがパワーアップしたことで、利用できる色数などが変わるはずです。
Insiderのみの提供でなければ!
ちなみにボタンイメージも一新されています。

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【メモを入力する】

これも最初からの機能ですね。
クリップとメモを活用してコンテンツを有効活用する。というのがシナリオです。
OneNoteとの連携もこの一環でしょうか。

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【何でもクリップして共有する】

スニッピングツールとの融合部分ですね。
Web記事の一部をクリップし保存しておくことができます。

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【Webを簡単に共有する】

この機能は正直利用したことがありません。
CortanaやOneNoteに送る機能だったと思います。
今回、図も変更となったので心機一転利用が促進されるとよいのですが、
アプリがそろわないと難しいかなぁ、、、

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【よく使用するサイトにすぐアクセスできる】

Office365、SharePointのパーソナルページと同じようなイメージのタイルです。
自分で好きなURLを登録することができます。
簡易なお気に入り機能ですね。最初のエディションから使えたはずです。

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【パスワードを安全に管理する】

このメニューで知ったのですが、パスワードはMicrosoft アカウント側で管理されるんですね。
この書きっぷりだとTokenでもなさそうなので、セキュリティ的に同実装しているのかが気になります。

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【常に同期する】

お気に入りはほかブラウザでもマシン間同期がありますが、複数台のブラウザを使い分ける現代では必須の機能ですね。
そう考えるとMicrosoft ブラウザのスマホシェアが低いのがつらいところ、、、
Edgeアプリを他環境でも提供してほしいですねー

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【気になる情報をお好みの方法で】

Edgeマイフィードですね。
意識して変更していないかもしれませんが、
自分でカスタマイズが行えます。

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【タブを簡単に移動する】

Insiderのみ特典はタブで全サイトを同時にサムネイルプレビューでしたが、
一般には1サイトずつ確認するところまでの提供となるようです。
これでも、タブを開かずに確認できるので時間節約には有効ですね。

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【すべてのものが1つの場所から】

今まで右メニューやブラウザチャームなどと勝手に読んでいましたが、ハブという名称があるようです。
右にお気に入りやリーディングリストなどがまとまって表示されている。という点を強調しています。
これはあまり新鮮な感じはないかもしれません。

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【閲覧の履歴を削除する】

閲覧履歴の削除が簡単になった。という点です。
Internet Explorerですと設定画面を開くところでかなり時間が必要だったので、有用ではあります。
が、一般の人の感覚でどれだけ利用されるのかは知ってみたいところです。
開発目線では非常に役に立つのですけれど。

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【煩わしいポップアップを一掃】

タブブラウザが出た当初はポップアップ抑止ができず、大変な目にあった人も多いと思います。MSのブラウザもちゃんと考えてますよ。ということで、、、

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【ひそかに閲覧】

待ってましたのInPrivateモードです。
セッション情報が変わるため、別のユーザーとしてログインしたいWebサイトなどがあるときに大活躍です。
これがなかったがためにEdgeを利用していなかった人も多いのではないでしょうか。
メニューの右クリックでInPrivateを直接起動できるようになりました!

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【安全性を重視して設計されている】

ブラウザが安全なのはもとよりですが、
Edgeは変更履歴を常に記載しているChangelogsというサイトが存在することも
互換の安全性といった面では大きな点ではないでしょうか。
惜しいのは日本語では提供されていないところ!
こういったページは言語ごとにぜひ準備してほしいですね。

Microsoft Edge release notes - Microsoft Edge Development

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ざっと流しましたが、最初はブラウジングだけだったEdgeも日に日に成長していることが見て取れます。
成長するとつきものなのが、セキュリティ低下と動作が重くなること。
今後もぜひこの辺りに注力した開発が行われることを望みたいですね!

音楽:無条件スペクトル

Windows10 Build 15055リリースしました

Windows 10 Insider Preview、Creators Update前ですが、評価コピーの文字が戻ってきました。

次のバージョンはRed Stone3(RS3)といわれていますが、そこに向けた動きが始まったという感じでしょうか。

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このバージョンの起動時にEdgeが同時起動し、Windows10 Creators Updateの導入画面が起動しました。
これを考えると、ここまではCreators Updateの初期機能に組み込まれるのかもしれませんね。

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さらに進むと、Insider向けの機能説明が!

まずは新機能の一覧を覗いてみます。

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【ブックマークなどをインポートする】

インサイダーだけの特典となっています。もしかするとCreators Updateに搭載されないのかもしれません。

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【タブを保存する】

これもInsiderだけの特典みたいです。
このタブ機能はEdge特有機能だと思っていたので、一般に出てもらいたいものだったのですが、どうなるんでしょうか。

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【必要なタブを探す】

これもInsiderのみ。
このUIも面白いので一般提供してもらいたいものの一つです!

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ブラウザー電子書籍を読む】

これもInsiderのみ。
私自身はあまり電子書籍系は詳しくないのですが、日本でも流行ってるんですかね?EPUB

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【お気に入りをフォルダーから開く】

これもInsiderのみ。
この機能は知りませんでした。
(翻訳もまだのようなのですが、このBuildで初採用ですかね?)
フォルダ選択ですべてのブックマークを開けるようです。
スタートアップさせるまでもないものたちをまとめておけるのは便利かも。

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【ダウンロードの詳細画面】

これもInsiderのみ。
翻訳もまだのようです。
ダウンロードの状況一覧が追加されたようです。
同名のファイルが多くあるとこのインターフェースだとどれかわからなくなりそう、、、
詳細としてURLも欲しいですね。

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拡張機能を使ってカスタマイズする】

ここから先は一般のCreators Updateで利用できるようです。

Tampermonkeyなどもこのカテゴリでしょうか。
この部分を活用することで、Outlook on the Webの送信などに制限をかけられるのであればよいのですが。ちゃんと勉強しよう。 f:id:mohessu:20170312093337p:plain

【すぐアクセスできるようにタブを固定】

起動時のアクションですね。これは一般ブラウザと同じですね。
タブを固定できるようになります。

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【マウス ジェスチャを使用して、タブを閉じるなどの操作を行う】

マウスジェスチャーへの対応です。IEの場合は単独ではできなかった機能なのですが、モダンなブラウザでは一般的に使われる機能ですね。

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【Webページを瞬時に翻訳する】

これもモダンブラウザではよくある機能になってきましたね。
翻訳が使えると世界が広がります。

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【Web サイトから通知を取得する】

Facebookなどを利用していると見たことがあるかもしれません。
OSの通知機能と連動して情報を取得できるようになります。
これは意外と便利な機能ですね。エンタープライズ領域の使い道としては、
ポータルのような画面を用意して一堂に集める。というのが一般的ですが、
通知とアクションセンターを活用すれば、Webアプリ化するだけで一気に片付きます。

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Amazonで賢く買い物をする】

これは拡張機能の一つですね。
ここから先はアプリの紹介になっています。
アプリの紹介では、いの一番に他企業名を冠した機能を紹介していますね。
今までのMSにはなかった考え方ですねぇ。

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PinterestでWebからクリエイティブなアイデアを保存する】

Pinterestは日本ではなじみが薄いかもしれません。
ユーザー目線でのまとめ記事といったところでしょうか。

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【すべてのOfficeファイルにすばやくアクセスする】

ようやくMSのアプリが出てきました。
Office365を利用していればかなり活躍することでしょう。
この辺りをみると、やはりMSで製品を固めることでシームレスな使い方ができるということですね。

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Edgeの機能だけでこれだけ機能があります。
Creators Updateという名前だけを見れば、Updateですが、OSとしてはもう別物というレベルですね。
一般発表が楽しみです。

音楽:the Black Sooty Dream

Windows 10 アクションセンターの通知

昔からあったのかもしれませんが、Windows10のアクションセンターからの通知機能(トースト)、ボタンが付くようになっていました。

【ボタン付きのトースト】

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なんだか新鮮だ!と思っていたのですが、実はWindows10の初期バージョンからあったみたいで、、

Notifications - Adaptive and Interactive Notifications in Windows 10

今回の画面はDisk容量が少なかったことに起因して表示されましたが、
こういったケースに遭遇しないと見ないのかもしれません。

機能としては受動的に何かをやらせたい際には有効に使えそうな感じですね。
たとえば、社内PCではイーラーニングを行わせる契機にする。などが考えられます。

リマインダー的なところではいろいろ押すケースもあると思うのですが、そういったソリューションあるのかなぁ。

しかしWindows10、まだまだ見慣れぬ機能がたくさんありますね。
もっと使いこなせるように触りまくるしかないかな、、、

音楽:時の記憶

Windows10 Windows Holographic First Runが複合現実ポータルに生まれ変わりました

Insider Previewではいつの間にか新しくなっている機能もあります。

Holographic First Runもその一つと思われます。

数か月前にHolographic First Runという真っ黒な画面に文字だけというアプリが入っている!というのを投稿しましたが、いつの間にか日本語名があたえられ、画面もきれいに一新されていました。

【メニューに複合現実ポータルが】

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【見るからに洗練されています】

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行えることに違いはないのかもしれませんが、背景が付くだけで段違いに扱いやすく感じますね。UIマジックは恐ろしいです。進むと利用許諾です。同意が必須なつくりもまた洗練されたUIと感じます。

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ノートPCのため、パワー不足を指摘されています。

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【ちなみにひとつ前のバージョンはこうでした】

順序の入れ替えがあったりなので、試行錯誤しているのでしょうか。

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ここから先はヘッドセットが必須です。

残念ながらこの環境ではここまででした。

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音楽:Living In Future

Office365 Microsoft Teamsのリリース

Microsoft Teamsのリリースが3/14になったようです。

このタイミングに合わせ、Teamsのアプリもバージョンアップし、1.0台へと進化しました。

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大きく行えることは変わりないのですが、設定画面に変化が出ています。

下にあった歯車がなくなり、上にあったユーザーアイコンに代わりました。

そして、アプリケーションの起動方法を選べるようになり、、

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バージョンチェックの画面が段組みに変わっています。

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そのほか、チームの設定画面が大幅刷新でしょうか。

画像を決定したり、、、

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ACLの設定を行えたり、、、

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Giphyの設定まであります。

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??え、、、

もしや。と思ってチャットを覗いてみましたが、Giphy使えるんですね。
日本ではあまり目にしないのですが、アニメGIFのGitHubみたいなもので、アニメGIFをたくさん集めているサイトです。LINEの動画スタンプを利用できると思えば。

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ほか、ステッカーまで利用できるようです。

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今までエンタープライズ領域はこういった遊び心が御法度と言われていたことも長いためすぐに受け入れるのは難しいかもしれません。
が、このTeamsの役割、位置づけを考えると重要な要素なのかもしれませんね。

イデアは自由な発想の先に生まれるのでしょう。

いずれにせよ、GAもすることなので、Office365を利用しているかたはどんどん使っていかれるのが良いかと思います。

音楽:霧の港

 

 

Outlook 2016での通信経路のつづき

先日投稿したOffice2016でのWinHttpでの接続ですが、いろいろ調べたところ、ClicktoRun形式でインストールしたOffice2016の場合に起こる現象ということがわかりました。

ClicktoRunであるかを見分けるには、Officeアカウントの画面でOffice 更新プログラムと記載された項目が表示されているかどうかで判断します。

このOffice 更新プログラムが表示されている場合はClicktoRunということになります。

【確認はOfficeアカウント画面で行えます】

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なお、注意が必要な点が一つあり、

Office2013と違い、MSDNのOffice2016はClicktoRun形式でのみの提供となるようです。(Office2016のMSI版提供はVLバージョンのみ)

今までOCTの開発などでMSDNを利用し、VL版にコンバートをかけるなど実施していた場合は、同様の行為ができなくなるので注意が必要となります。

特にデプロイ計画の策定時はライセンス購入のラグを意識した行為が必要となるので、忘れないようにしましょう。

音楽:Over the Sky